むぅとん

読書さんを後押しして笑顔にさせたい

中学受験対策は、子どものモチベーション維持が最優先事項。

おはようございます。こんにちは。こんばんは

”むぅとん” と申します!!!塾講師 (個別指導) 経験は5年弱あります。

個人の主観になりますので、参考程度に読んでください。

 

世間では、中学受験は親のやる気とお金があれば解決するみたいな記事がちらほら流れおります。確かに受験するには、塾の授業料と受験料の費用はかかりますので、ある程度、お金は大切になるのは間違いではないと思います。

親御さんのやる気 (指導) も大切ですが、それが逆に子どもにとっては恐怖になっており、成績を伸ばすことができない生徒を私は数人見てきました。

 

勉強は努力が大切です。勉強の成果を数値化するのは、模試と入試本番です。

模試で成績が悪いと、大抵の親御さんは子どもに対して怒りを露にします。

『どうして点数が悪いの。』

『あなたは馬鹿ね。勉強する意味がない』

『こんなんじゃ。志望校受からないよ』

一例になりますが、このような発言が目立ちます。

模試の成績が悪いと、親御さんから塾側に面談をしてくれと言われて、面談室で子ども叱る場面を遠目で見たことは何回もあります。

 

人間は怒られる (叱られる) ことで成長する人もいれば、逆に落ち込んでしまう人がいます。特に小学生は、人生において成功体験が少ないので、怒られて奮起できる人は少ないです。逆に成功体験を経験したことある子は怒られてからやる気スイッチが入る人もいますけど。

 

逆にどうすれば、成績が悪かった子どものやる気を上げることができるか。

勿論ですが、成績が全体的に良ければ褒めることは必要です。

例になりますが、もし算数の成績が悪かったとしましょう。

模試は何回も受ければ過去の成績と比較できることがあります。比較できない模試もあるので、そこはお許しください。

過去の成績と比べて、算数の分野ごとに成績を比較して、成長しているところを最初に褒めてあげることが大切です。

そして、そのあとに点数が悪いところを強い言葉は控えめにして指摘してあげましょう。もし、どこが苦手なのかわかれば、そこを説明してあげてもいいと思います。

最後に、もう一度褒めてあげます。そうすれば、不思議と子どもは勉強頑張ろうという意識が芽生え、受験までにモチベーションが維持できます。

 

実際に私が塾講師時代の時に行っていた指導を例にしましょう。

その生徒 (Aくん) は算数の成績が以前の模試よりも悪かったですが、最初の基本問題である計算問題が以前に比べて出来ていたという場面の話にします。

 

私『Aくんは、以前の模試に比べて計算できるようになったね。実は、算数の受験で一番配点が高いのは、最初の計算問題だから、この調子で計算問題は勉強していこう。計算問題で他の受験生に勝てば合格は近づくよ。逆にここの図形問題は苦手だね。一緒にもう一度解きなおしてみて、どこが苦手なのかを見つけて克服しようか。練習問題はたくさんあるから問題を数こなせば解けるようになるので心配しないでね。Aくんが解けない問題は、他の受験生も解けない人が多いので気にしないでね。まだ時間はあるから、苦手なところを潰せば、合格は近づくから一緒に頑張ろう!!!』

 

みたいな内容を私が現役講師時代は生徒に伝えていました。

 

生徒の親御さんには、どこが良くてどこができていないかを分析した結果を簡潔に伝えるように心がけていました。

そして、今後の模試対策と受験本番の対策を話しましたね。

特に親御さんは問題の傾向や問題の配点事情を知らない人多いので、どこで点を稼げば合格に近づくか伝えるようにしていました。

このような話をすると親御さんからの信頼も得られます。

親御さんへのアプローチは塾講師限定なので、スルーしていいです。

 

結論は、如何に子どものモチベーションを上げることに全力を注ぐかが大切ということです。怒りの感情を抑えて、冷静に話してあげましょう。

時には、成績が良かった時にご褒美を与えるのもいいでしょう。

また、模試の前などに目標を決めて、その目標を達成したら、ご褒美をあげるのも必要かもしれません。

手段は幾らでもあるので、そこは臨機応変に使ってみてください。

そうすれば、勉強は楽しい!と思える子ども達も現れますので。

 

後は、常に子どもさんを勉強で拘束するのはあまり良い結果が出ません。

なので、一日のうちに趣味の時間は確保してあげてください。

息抜きです。息抜きの時間を楽しみに勉強頑張る子どももいますので。

 

 

少し話は逸れますが、中学受験の科目ごとに大事な勉強は。。。

 

算数⇒計算力を優先的につける (計算テストやドリルで対応)。


国語⇒漢字を確実に書ける+文章を集中して読み切れる (これは数学の文章問題でも活きる力です)+自分の考えを言葉に表せるようにする。


社会⇒歴史は、時代ごとに重要な出来事と人物を覚える。地理は地図帳を参考に勉強して、政治分野は歴史と絡めて勉強する。

( 歴史は、日本の歴史という漫画を読むのはかなり効果あります)

 

理科⇒基本的な単語を覚えた後に、グラフ問題などを積極的に解く。意外と理科が一番頭を駆使する強化になります。

 

意外と計算問題や漢字問題や用語問題 (選択肢問題含む) が配点高いです。

基礎問題が一番配点高いと言えばいいでしょうか。これは、中学受験に限らない事なので覚えといてください。

大学受験は配点があまり公開されませんが、たまに公開される時がありますが基礎問題が一番配点高いです。つまりは基礎問題を落とすと致命傷になります。

( 特に算数の大門1にある小問集合は配点が3割近くあるときもあるので要注意)

 

 

私から中学受験を控えている親御さん ( 個別指導の先生にも) に伝えたいことは以上になります。

 

中学受験本番まで残り約2か月半になりますが、体調管理をしっかりした上で家族全員で乗り切ってください。応援しております。

 

何かありましたら、コメントやダイレクトメッセージを頂ければお答え致します。

全てに助言できるかわかりませんけど。宜しくお願いいたします。

 

 

今回は、歴史の勉強でオススメした日本の歴史の漫画を掲載しときます。

意外と親が読んで楽しまれている家庭もあるので購入して読んでみてください。

漫画なので、あまり時間をかけずに読み切れると思います。